僕もまだまだの飼い主だけど、今までの経験や調べてきたことを紹介します。

飼育場所 ペットショップから買ってきたばかりのうさぎは、まだ新しい環境に慣れていないので、
触りたい気持ちをぐっと抑えて、しばらくは見守ってあげてください。
落ち着いてからやさしく接してくださいね。
うさぎはとっても臆病な動物です。

屋外飼育と屋内飼育があります。どちらでも良いのですが、屋外飼育の場合には注意点
がいくつかあります


1 野良ネコなどに襲われないように柵などで囲んでください。
2 小屋は雨が降っても中が水に濡れないように設置してください。
3 うさぎは穴を掘る習性がありますので脱走しないように、飼育スペースの下には
  少し大きめの石を敷き詰めるか、コンクリートでかためてその上に土を敷いてください。
水が抜けるためのごく小さな穴は必要です。
4 高温多湿になるような場所は避けましょう。


屋内飼育はスキンシップがとれるという点でいちばんオススメです。
屋内飼育での注意点としては、

1 うさぎは物をかじる習性がありますので、電気のコードなどをかじられないようにしてく
 ださい。コードカバーをつけたり、コードのあるところには入れないようにするといいです。
2 夏にあまり暑くなりすぎるところや、冬に寒すぎるところでは飼育しないでください。
 

オスとメスを同時に飼う場合は交尾をするので繁殖させたくない場合は
去勢や避妊をします。
あるいは、別々の部屋で飼うか、同時に同じ場所に出さないようにしましょう。
オス2匹飼う場合はひどいケンカをすることがあるので注意が必要です。

メス2匹でもひどいケンカをするという話も聞きますが・・(^^A

らいぞうくんの小屋です↓安心できるように小屋の上には
大きいタオルをかけてあります。




子うさぎや5歳を過ぎた老うさぎなどは寒さにも弱いので冬などは
ひよこ電球やパネルヒーターなどを使って保温してあげましょう。

エサ



基本的には牧草にしましょう。牧草にはうさぎに必用な繊維質がたくさんあり、
食べる時に歯を使うので歯の病気の予防にもなります。野菜も与えましょう。

市販されているペレットは栄養のバランスが良いのでぜひ与えてください。
ペレットの量は体重の2%前後が良いようです。
牧草をメインにしたいときはペレットの量を抑えないと牧草を食べなくなりますので注意。

牧草は基本はチモシー。生後1年未満の子うさぎでしたら
栄養価の高いアルファルファもよい。
ただし、アルファルファはカルシウムが多いので、大人のうさぎには
与えないようにしてください。カルシウムの摂取量が多いと尿道結石などになってしまう
危険があります。
でも、病中病後や食欲不振時、妊娠授乳期には
与えてもよいです。

子うさぎの時にはえさはいつでも食べれるようにしてください。
大人になったら朝晩に食べ残さない量を与えてください。
牧草にかんしてはいつでも食べれるようにしてね。

牧草には多くの種類があります。
チモシーをあまり食べないようであれば、嗜好性の高いオーツヘイなども良いでしょう。

うさぎは子供のころに食べていないものは大人になってからは食べないことが多いので
小さい時に野菜などはあげても良いものをいろいろ試してみてください。
ただし子うさぎの時は野菜をたくさん与えすぎるとお腹を壊しやすいので
少量にしましょう。

栄養補助食品として大麦やえん麦なども良いです。(あくまでも少量)

ペレットと牧草(チモシー)

   
食べられる野菜や果物としてはこんなものがあります。
うさぎの個体によって好き嫌いはありますが。


セロリ、ブロッコリー、パセリ、セリ、トマト、キャベツ、ニンジン、サツマイモ、
春菊、あおば、イチゴ、バナナ、グレープフルーツ、ミカン、リンゴ、チェリー などなど


キャベツはたくさん与えるとおなかにガスがたまりやすいので注意が必要です。


与えてはいけないものもあります。

たまねぎ、ねぎ、にんにく、ニラ、ほうれんそう、じゃがいもの芽の部分、チョコレートなど
これらのものは食べてしまった場合最悪の事態も起こりうるので気をつけてください。

うさぎが大好きなものにパンがあります。
ただ、パンは歯に残りやすく、歯の病気をまねくおそれがあるので
なるべく与えないでください。でも、病中病後の食欲不振の時に
食欲増進のために与えるのはいいと思います。
病気の時、薬を飲まない子の場合、パンに混ぜてあげるという手もあります。

うさぎ用のおやつに関して
とても嗜好性が高いのでついつい与えてしまいがちですが、
与えすぎると他のえさを食べなくなったり、やっぱり歯にくっついて病気を招いたりする
危険もあるのでなるべく与えないようにするのが良いです。
でも、名前を覚えさせる時や、なつかせるときにはとても有効です。
ですからおやつに関してはほんの少量だけ、
こういう目的のある時に使うのが良いでしょう。

お水はいつでも飲めるようにしてあげてください。
給水ボトルタイプが便利です。

マグカップなどに入れてあげるとうさぎにとっては飲みやすいですね。
夏場は飲み水はまめに交換してあげましょう。

トイレ うさぎはちゃんとしつければトイレでおしっこやうんちをします。
犬猫用のトイレ砂を敷いたトイレなどを小屋・部屋の隅などに置いてください。

最初はトイレ以外の場所でうんち・おしっこをすると思いますが、
それをトイレの中に入れて匂いをつけてやれば、ちゃんとトイレを覚えます。
なかなか覚えない子もいるかもしれませんが、根気良く続けてください。

うさぎには食糞という習性があります。
通常うさぎのうんちはパチンコ玉より一回り小さめの硬いころころのうんちをします。
ニオイもほとんどありません。そうじも簡単(⌒⌒
もう一つやわらかいうんちをします。(盲腸糞)これを食べるのです。
でもぜんぜんきたないことはないのですよ。この盲腸糞は栄養が豊富にあり
うさぎはそれを食べることによって効率よく栄養を吸収するのです。
病気 うさぎだって病気になります。いつもうさぎの体調に気をつけてください。
うさぎのような小さな動物は病気の進行も早いのです。
例えばイヌやネコの1年が人間の7年分に相当すると言われていますよね。
と言うことは、イヌやネコは人間の7倍のスピードで生きていることになります。
つまり病気などの進行もそれだけ早いということなのです。
だから少しの変化にも気を配ってあげないといけません。
特にうさぎなどの野生では狙われる立場の動物は
体調を崩していることをあまり見せないようにするのです。
だから飼い主が気付いてあげないといけないのです。彼らは口がきけませんからね。

おなかをこわしていないか?食欲はあるか?耳の中が汚れてませんか?
歯が伸びすぎていませんか?目やにが出ていたり、涙目になってませんか?
爪が伸びすぎていませんか?

何か気になる症状があったらすぐに獣医さんに連れていってください。
うさぎなど小さな動物は病気の進行も早いのです。
どこの獣医さんもうさぎを診れるわけではありませんので、
あらかじめうさぎを診れる獣医さんを探しておきましょう。

換毛 うさぎは年に何度か毛が生え変わります。やはり季節の変わり目に多いですね。
ほっとくとそこらじゅう毛だらけになりますので、ブラッシングして毛を落としてください。
ブラシは体を傷つけないようなやわらかいものが良いです。
↓オススメはゴム製のものです。このタイプは毛が飛び散りません。

タオル等に水を含ませて体を拭いてもよく抜け毛がとれます。

うさぎが毛づくろいをする時などに口の中に毛が入りますが
うさぎは犬や猫と違い胃に異物が入っても吐き出すことができません。
換毛の時期はどうしてもたくさん口に入ってしまう危険があります。
お腹に毛がたくさん溜まると毛球症という病気になります。
毛球症を防ぐためにもブラッシングはかかせません。
牧草などの繊維質の多い食事は毛球症予防にもなります。
あと、パイナップルなどには毛玉を溶かす働きがあるそうなので
乾燥パインなどを与えるのも良いようです。

うさぎ独特の
習性
うさぎはとても臆病な性格なので、目をつむって寝ることが少ないです。
でも、ちゃんと寝てるんですよ。起きている様に見えても
じーっとしている時は寝ているときです。中には横になって堂々と寝る子もいます。
そういう場合はよほど安心しているのでしょうね(=∵=)♪

怒ったり、怖いことがあると、後ろ足を踏み鳴らして大きな音を立てます。
他のうさぎに注意しろという合図を送るようです。

何か気になる音が聞こえると、耳をピンと立てて、立ち上がります。

とにかくかじることが好きです。家の中で飼う場合はかじられると困るものは
うさぎから離しましょう。
コードなどはうさぎの届かないところに這わせるとか、コードカバーを使うなどしましょう。

メスが妊娠すると胸の毛をむしって巣を作ります。そうなったらエサの取替えや
水換え以外の時はそーっとしてあげてください。
うるさくすると親は自信をなくして子育てしなくなってしまいます。

いろんなところに飛び乗ったりしますが、ネコよりも骨が弱いので
あまり高いところには登れないようにしましょう。

あごの下にニオイを出す器官があります。自分のナワバリを示すために
いろんなものにあごをこすりつけてニオイ付けをします。
このニオイは人間には感じられません。

オスのうさぎはおしっこを後ろに飛ばすスプレーという行為をすることがあります(^^A
もし、スプレー行為が酷い場合は去勢するとある程度治まることが多いようです。
ダメな子もまれにいるそうですが・・・^^;

基本的には夜行性です。でも、ある程度は人間の生活に合わせることもできます。
シャンプー うさぎはほとんど体臭はありませんし、よっぽど毛が汚れた時以外はやらないでください。
うさぎにとっては大変なストレスになります。
やむを得ずしなければいけないときは風邪を引かないように
暖かい部屋で耳や目に水が入らないように気をつけて手早くおこなってください
毛をすぐに乾かすようにタオルなどで拭いてあげてください。
ドライヤーはきっと嫌がります。
その他 屋外へ連れ出しての散歩はあまりしない方がいいかもしれません。
例えば公園などには他にも犬などを散歩に連れてきている人もいます。
事故に遭わないようにするのが懸命です。
どうしてもしたいのならば、市販の胴輪などを利用して、常に回りに注意しましょう。
あまり大人になってからだと、胴輪をつけるのを嫌がります。
散歩させたいのなら小さいうちから胴輪をつけて慣れさせるようにしましょう。
屋外に出すと病原菌や寄生虫などに感染する恐れもあるので気をつけましょう。
散歩から帰ってきたら体を拭く、シャンプーするなどしましょう。

うさぎはとっても骨が弱いのです。猫は体重の13%ぐらいが骨ですが、
うさぎは約7%だそうです。先日獣医さんがうさぎの骨を見せてくれました。
とっても薄いのでびっくりでした。つまり、骨は折れやすいのです。
高いところから落としたりしない、無理な体勢はとらせないように気をつけてくださいね。

繁殖させるときは子供の面倒を見れるのか、貰い手がいるのかを確かめてからにしましょう。
ごくまれに捨てうさぎがいるなどの話を聞きますが、
そんなことにならないようにしてください!

うさぎを持つときは、お尻に手を添えて自分のおなかあたりにうさぎの胸をあてるように
もつといいよ。でもその時に自分が立って持たないように!
本来うさぎは抱っこを嫌がるので暴れて落ちて怪我をしないようにするためです。
膝をついた姿勢がいいですね。
または、正座のような状態で膝の上に座らせて撫でるのもいいですね。
昔話に出てくるように耳を持つことは絶対にしないでください。

うさぎは寂しいと死んじゃうと言うことをよく言われますが、
眉唾ものだと思います。 でもね、2匹飼っていて、片方が死んじゃったりすると、
元気がなくなってしまうことはほんとにあります。食欲がなくなってしまったりするんだよ。
うちのらいぞうくんも大好きだったぎんちゃんがいなくなったらかなり食欲がなくなりました。
うさぎはかなりの寂しがり屋って言うのは間違いないと思います。
愛情深い動物ですね(⌒⌒

うさぎだってうまく教えれば芸をするんだよ。
僕が前に飼っていたぎんちゃん(ミニうさぎ・メス)はお手や
犬のしつけで言う「ハウス」を覚えました。
うさぎは人間が思っているよりずっと利口な動物なのです。


メスのうさぎは年をとると子宮の病気になりやすいそうです。絶対ではありません。
予防として避妊手術をする手がありますが、あらかじめ獣医さんと相談をしましょう。

うさぎは腸が絶えず働いていないと、腸内の必用な菌が減少してしまい非常に危険です。
ですからうさぎがえさを食べないのは要注意なのです。
えさを食べない時はすぐに獣医さんに相談してください。

うさぎは白いオシッコや黄色、オレンジや赤っぽいオシッコをします。
白いオシッコはカルシウムが含まれています。健康な状態でも
食べ物や生理的変化の関係で濃い色のオシッコをします。

血尿の時は病気の恐れがありますので獣医さんに連れて行ってください。
ただ赤いオシッコなのか、血尿なのかわからないときはオシッコを
白い紙に含ませて乾燥させるという手があります。
血尿ならばドス黒い色に変色します。色に変化が無ければ大丈夫だと思われます。
でも、ちょっとでも様子がおかしいのであれば獣医さんに連れて行くのが懸命です。

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